「会議を録音したけれど、聞き返すのが大変」
「取材やインタビューの音声から、必要な部分だけ探したい」——録音はあるのに、活用しきれずに眠らせている方は多いのではないでしょうか。
Perplexity(パープレキシティ/出典つきで回答してくれるAI検索)は、音声ファイルをアップロードして文字に起こし、その内容にそのまま質問できるのが特徴です。
ただ文字にするだけでなく、「要点は?」「〇〇について何と言っていた?」と聞ける——ここが便利なところです。
この記事では、Perplexityで音声ファイルを文字起こしする手順と、録音を検索・要約する使い方を初心者向けに解説します。
あわせて、Perplexityが得意な場面・不向きな場面も正直にお伝えします。
Perplexityの音声文字起こしでできること
Perplexityに音声をアップすると、次のことができます。
- 音声・動画の内容を、文字(テキスト)に起こす
- 「誰が話したか」を識別して、話者ごとにラベルを付ける
- 起こした内容に、自然な言葉で質問する(要約・検索)
いちばんの強みは、文字起こしした内容に「質問できる」ことです。
長い録音でも、「決まったことを3つにまとめて」「予算の話が出た部分を教えて」と聞けば、必要な情報にすぐたどり着けます。
聞き返す手間が大きく減ります。
なお、動画ファイルの場合、文字にするのは音声部分です。
映像に写っているもの(画面や資料など)は検索の対象にはなりません。
音声ファイルを文字起こしする手順

使い方はシンプルです。
- 検索窓の近くにある添付(クリップ)アイコンから、音声ファイルを選ぶか、画面にドラッグ&ドロップする
- 「この音声を文字起こしして」と入力する
- 起こされた内容に、「要点をまとめて」「〇〇について教えて」と続けて質問する
ポイントは、文字起こしをゴールにせず、そのまま質問につなげることです。
「文字起こしして、決定事項と次にやることを整理して」と一度に頼めば、録音が実用的なメモに変わります。
対応している音声・動画の形式と上限
対応している形式は幅広く、音声はMP3・WAV・FLAC・OGG・AIFFなど、動画はMP4・MOV・AVI・WEBM・WMVなどに対応しています。
ふだん使う録音アプリやスマホの音声・動画は、ほとんどそのまま使えます。
ファイルサイズの上限は、全形式で40MBです。
これは音声・動画も文書と同じ上限です。
ファイルの上限や対応形式の詳しい整理は、別記事で詳しく解説しています。
→ Perplexityのファイル上限は40MB|対応形式と注意点
長い録音は40MBを超えやすいので、その場合は次の「うまくいかないときの対処」を参考にしてください。
Perplexityの文字起こしが向く場面・向かない場面
正直にお伝えすると、Perplexityは「文字起こし専門のツール」ではありません。
得意・不得意を知っておくと、がっかりせずに使えます。
向いているのは、録音の要点をつかみたい、内容を検索・要約したい、という使い方です。
「1時間の会議で何が決まったか知りたい」「インタビューのこの話題の部分を探したい」といった用途にはとても便利です。
一方で、一字一句を正確に書き起こした議事録がほしい、字幕ファイル(SRTなど)として書き出したい、タイムスタンプ付きで細かく編集したい——こうした専門的な用途には向きません。
その場合は、文字起こし専門のツールを使うほうが確実です。
用途に合わせたAI文字起こしの選び方は、別記事で詳しく解説しています。
→ AIで音声を文字起こしする方法|会議・授業・取材の作業時間を大幅に減らす使い方
うまくいかないときの対処
音声がうまく処理されないときは、次を確認します。
- サイズ超過:40MBを超えていないか。超えていたら、録音を分割する、音質を下げて容量を小さくする
- 長時間の録音:長い音声は、区切って分けてアップすると精度が上がる
- 雑音が多い:雑音が大きいと精度が下がる。可能なら静かな環境で録り直す、ノイズ除去してからアップする
- 非対応の形式:対応形式か確認する。古いレコーダー独自の形式などは、MP3やWAVに変換してから添付する
うまく起こせない原因の多くは、サイズ超過か音質です。
まずこの2点を見直すと、改善することが多いです。
よくある質問

無料版でも音声の文字起こしはできますか?
できます。
ファイルの上限(1ファイル40MB・1回に最大10ファイル)は無料・Plus・Proの通常アプリで共通なので、無料でも音声をアップして文字起こし・要約ができます。
どのくらいの長さの録音まで対応できますか?
明確な時間の上限より、ファイルサイズ(40MB)が実質的な目安になります。
音質にもよりますが、40MBに収まる範囲であれば処理できます。
長い録音は、分割してアップするのがおすすめです。
一字一句そのままの議事録は作れますか?
Perplexityは要点の把握や検索・要約に向いており、一字一句を正確に書き起こす専門ツールではありません。
字幕ファイルの書き出しやタイムスタンプ付きの編集が必要な場合は、文字起こし専門のツールを使ってください。
動画ファイルも文字起こしできますか?
できます。
MP4やMOVなどの動画も、音声部分を文字に起こせます。
ただし、映像に写っている内容は検索の対象になりません。動画も1ファイル40MBの上限が適用されます。
まとめ:Perplexityの文字起こしは「聞き返す手間を減らす」使い方に
要点:Perplexityは音声・動画を文字起こしし、話者を識別して、内容に質問できます。要点把握・検索・要約に強く、一字一句の議事録や字幕書き出しには不向き。上限は全形式40MBです。
ポイントを整理します。
- 音声・動画をアップして文字起こしでき、話者の識別にも対応
- 最大の強みは、起こした内容に「質問・要約」できること
- 対応形式は音声・動画とも幅広く、上限は全形式40MB
- 得意なのは要点把握・検索・要約。正確な議事録や字幕書き出しは専門ツールへ
「録音を全部聞き返す」代わりに「録音に質問する」——この使い方に切り替えると、会議や取材の後の作業がぐっと楽になります。まずは短い録音で試してみてください。
検証情報 本記事の音声文字起こしの仕様は、Perplexity公式ヘルプ「File Uploads」の案内をもとに構成しています(音声・動画のアップロードによる文字起こし、話者の識別、内容の検索に対応し、対応形式は音声・動画の一般的な形式、サイズ上限は全形式40MB。専門的な文字起こし編集や字幕書き出しには対応していません)。仕様は変更される場合があるため、最新情報はPerplexity公式のヘルプでご確認ください。 最終確認:2026年7月時点
もっとAIを活用したい方へ
音声の文字起こし以外にも、Perplexityで「調べる・まとめる」を楽にできる場面はたくさんあります。
気になる記事から読んでみてください。
- Perplexityの基本の使い方を知りたい方は → Perplexityの使い方を初心者向けに解説|調べものが早くなる基本手順
- ファイルの上限や対応形式を知りたい方は → Perplexityのファイル上限は40MB|対応形式と注意点
- 用途に合った文字起こしツールを選びたい方は → AIで音声を文字起こしする方法|会議・授業・取材の作業時間を大幅に減らす使い方
- 長い資料や録音をまとめたい方は → AIで要約する方法|長い文章・PDF・YouTube動画を一瞬でまとめるコツ


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