「Claudeに大きなPDFをアップしようとしたら、エラーが出てしまった」「複数ファイルを一気に添付したいけど、何個までいけるんだろう」——こうした疑問でつまずく方は本当に多いのが現実です。
せっかくAIを使いこなそうとしているのに、ファイル添付の壁で作業が止まると一気にやる気が削がれます。
結論からお伝えすると、Claudeのチャットに添付できるファイルは1ファイル500MB・1チャットあたり最大20ファイルが基本です。
関連ファイルをまとめて参照させる「プロジェクト」機能では、1ファイル30MBに変わります。
この記事では、Claudeのファイル添付の上限を、サイズ・数・形式の3つの軸でシンプルに整理し、チャットとプロジェクトの違い、対応形式(EPUB・ODTを含む)、PDFやExcelが添付できないときの原因と対処法までまとめます。
読み終わる頃には、「自分の使い方ならClaudeで何ができるか」が即判断できる状態になっているはずです。
結論:2026年7月時点のClaudeファイル上限早見表
最初に全体像をお見せします。
Claudeのファイル添付は、使う場所(チャットかプロジェクトか)で上限が変わります。
要点:Claudeのファイル添付上限(2026年7月時点)
・チャット添付:1ファイル500MB/1チャット最大20ファイル/画像は8000×8000ピクセルまで
・プロジェクト:1ファイル30MB/ファイル数は無制限(ただし全体がコンテキストに収まる範囲)
・対応文書形式:PDF・DOCX・CSV・TXT・HTML・ODT・RTF・EPUB・JSON・XLSX
・対応画像形式:JPEG・PNG・GIF・WebP
意外かもしれませんが、このサイズ・数の上限は、無料版もPro版もMax版も共通です。
プランによる違いは「メッセージを送れる回数」「使えるモデル」「プロジェクト機能が使えるか」といった別の領域にあります。
ファイル添付だけを見れば、無料版でも本格的に使える設計です。
通常チャットとプロジェクトの違い
Claudeには、ふだんのやり取りで使う「チャット添付」と、関連ファイルをまとめて永続的に参照させる「プロジェクト」機能の2つがあります。
この2つは上限が異なるため、使い分けが大切です。
チャット添付:1ファイル500MB・最大20ファイル
チャット画面に直接添付する場合、1ファイルあたり500MBまで、1つのチャットに最大20ファイルまで添付できます。
日常的な資料やPDF、画像であれば、この枠でまず困ることはありません。
画像は、サイズとは別に8000×8000ピクセルまでという上限があります。
ただし、Claudeが一度に扱える情報量(コンテキストウィンドウ)には限りがあるため、テキスト量の多いファイルを何個も入れると、サイズは上限内でも内容が入りきらないことがあります。
その場合は、必要なファイルにしぼるのがコツです。
プロジェクト:1ファイル30MB・ファイル数は無制限
Pro版以上で使えるプロジェクト機能では、1ファイルあたりの上限が30MBに変わります。
チャットより厳しいので注意してください。
そのかわり、ファイル数に上限はなく(全体がコンテキストに収まる範囲で)、同じ資料を何度も参照しながら作業できます。
30MBを超えるファイルをプロジェクトに入れたい場合は、事前に圧縮するか分割しておく必要があります。
プロジェクト機能の詳しい使い方や設定手順は、別記事で詳しく解説しています。
→ Claudeのプロジェクト機能とは?初心者向けに使い方を解説
どちらを使えばいい?
一度だけ分析したい大きなファイルは、上限のゆるいチャット添付が向いています。
特定の資料を繰り返し参照しながら長く作業したいなら、プロジェクトが便利です。
「大きいファイルはチャット、いつも見る資料はプロジェクト」と覚えておくと迷いません。
Claudeが対応しているファイル形式

Claudeは幅広い形式に対応しています。
公式ヘルプで案内されている対応形式を整理します。
文書形式(EPUB・ODTにも対応)
対応している文書形式は、PDF・DOCX(Word)・CSV・TXT・HTML・ODT・RTF・EPUB・JSON・XLSX(Excel)です。
以前は扱えなかったEPUB(電子書籍の形式)やODT(無料オフィスソフトの文書形式)にも対応しており、電子書籍やLibreOfficeなどで作った文書もそのまま読み込めます。
なお、XLSX(Excel)ファイルだけは、アカウント設定で「コード実行とファイル作成」を有効にする必要があります。
この設定については、後半の「Excelが添付できないとき」で解説します。
画像形式
画像はJPEG・PNG・GIF・WebPに対応しています。スマホで撮った写真もスクリーンショットも、ほとんどの形式が問題なく使えます。
クリップボードからの貼り付けにも対応しているため、画像の共有がスムーズです。
対応していない形式
一方、現時点で対応していない形式もあります。
動画ファイル(.mp4・.movなど)、音声ファイル(.mp3・.wavなど)、フォントファイル、専門ソフト独自形式(.psd・.aiなど)です。
動画や音声を扱いたい場合は、テキスト化したものをアップロードするか、別のサービスで先に文字起こししてから読み込ませるのがおすすめです。
なお、複数のファイルをZIPにまとめて渡す方法は、Claudeでは想定されていません。
ChatGPTでは解凍せずにそのまま読み込めることを実際に確認しました。
検証結果は、別記事で詳しく解説しています。
→ ChatGPTでZIPファイルは読み込める?実際に試した結果と注意点
サイズや数の上限を超えたときの対処法
上限を超えてしまっても、いくつかの方法で対応できます。
ファイルを分割する
大きなPDFは、必要なページだけを抜き出して別ファイルにします。
長いテキストは章ごとに分けて添付します。
PDFの分割は、無料のオンラインツール(SmallPDF・IlovePDFなど)で簡単にできます。
「全部送る必要があるか」と一度立ち止まるだけで、多くのファイルは分割で対応できます。
解像度・画質を下げる
画像やスキャンPDF(紙を画像として取り込んだもの)は、解像度を下げるだけでサイズが大幅に減ります。
スマホ写真は横幅1200ピクセル程度に縮小すれば文字認識の精度は十分ですし、スキャンPDFは解像度を300dpiから150dpiに下げると半分以下になります。
テキストで直接貼り付ける
ファイルを添付せず、内容をコピーしてプロンプト(指示文)に直接貼り付ける方法もあります。
Claudeが一度に扱える文章量はかなり大きいため、テキストで貼ったほうが速く確実なケースも多いです。
ClaudeにPDF・Excelを添付できないときの対処法

上限は問題ないのに添付できない、というときは、次の原因が考えられます。
PDFが添付できないとき
よくあるのは、パスワードがかかっている、スキャンPDFで文字が認識されない、通信やブラウザの不調、の3つです。
パスワード保護されたPDFは解除してから添付します。スキャンPDFは文字データを持たないことがあるため、OCR(画像から文字を読み取る機能)でテキスト付きPDFに変換すると読み取れるようになります。
ブラウザの不調が疑われるときは、再起動やシークレットモード、別ブラウザ、アプリからの添付を試してください。
Excelが添付できないとき
Excel(.xlsx)が添付できない最大の原因は、アカウント設定で「コード実行とファイル作成」がオフになっていることです。
設定(右上のアイコン→設定)から「機能」の項目を開き、「コード実行とファイル作成」をオンにすると添付できるようになります。
設定が難しければ、ExcelをCSV形式で保存し直すと、追加設定なしで添付できます。
ClaudeでExcelデータを分析する具体的な手順は、別記事で詳しく解説しています。
→ ClaudeでExcelを分析する方法|表データを整理・要約する使い方
添付できない・アップロードに失敗するときの原因別の対処法は、別記事でさらに詳しくまとめています。→ Claudeにファイルを添付できない時の対処法|エラー原因と解決方法
PDF・画像の注意点
添付できても、内容が正しく読み取られないことがあります。PDFと画像には、それぞれ知っておきたいポイントがあります。
PDFは100ページ未満なら図表も読み取れる
Claudeは、100ページ未満のPDFなら、文字だけでなく図・グラフ・画像といった視覚的な要素もまとめて読み取れます。
100ページを大きく超える資料では文字情報の抽出が中心になり、1000ページを超えるものはテキストのみの処理になります。
長い資料は、必要な章に分けて添付すると精度が上がります。
また、表を含むPDFは、見た目はきれいでもデータとしては文字がばらばらに配置されていることがあり、行と列がずれて読み取られる場合があります。
数字を正確に分析したいときは、表をCSVに変換して添付するのが最も確実です。
読み取った結果は、元のPDFと見比べて確認してください。
画像は8000×8000ピクセルまで・鮮明なものを
画像は8000×8000ピクセルまで対応しています。
小さすぎる画像や解像度の低い画像は文字がつぶれて読み取りにくくなるため、1000×1000ピクセル以上の鮮明な画像を使うのがおすすめです。
無料版・Pro・Maxのファイル添付の違い

「有料版にするとファイル添付がゆるくなるの?」という疑問をよく聞きますが、ファイルのサイズ・数の上限そのものは全プラン共通です。
違いは別のところにあります。
無料版は、1日に送れるメッセージ量に制限があり、大きなファイルを何度も分析するとすぐに上限に達しやすくなります。
また、プロジェクト機能は使えません。
Pro版・Max版は、メッセージ量が大きく増え、プロジェクト機能が使え、より高性能なモデルも利用できます。
つまり、先に来るのはファイルの上限ではなく「1日に何回使えるか」の制限であることが多いです。
月に数回のファイル分析なら無料版で十分、週に何度も使うならPro版、本格運用ならMax版、というのが目安です。
よくある質問
Claudeのチャットに添付できるファイルは1つ何MBまでですか?
チャット添付では1ファイル500MBまでです。
1つのチャットに最大20ファイルまで添付できます。
以前より大幅に上限が上がっているため、たいていのPDFや資料はそのまま添付できます。
プロジェクト機能のファイル上限はいくつですか?
プロジェクトでは1ファイル30MBまでで、ファイル数に上限はありません(全体がClaudeのコンテキストに収まる範囲)。
チャットより1ファイルの上限は小さいので、大きなファイルはチャット添付を使うか、分割してから入れてください。
EPUBやODTのファイルも読み込めますか?
読み込めます。
文書形式はPDF・DOCX・CSV・TXT・HTML・ODT・RTF・EPUB・JSON・XLSXに対応しています。
電子書籍のEPUBや、無料オフィスソフトのODTもそのまま添付できます。
Excelファイルが添付できないのはなぜですか?
多くの場合、設定で「コード実行とファイル作成」がオフになっていることが原因です。
設定からオンにすると添付できます。
難しければ、CSV形式で保存し直すと追加設定なしで添付できます。
動画ファイルをClaudeに分析させたいときは?
現時点でClaudeは動画・音声ファイルに直接は対応していません。
動画の内容を文字起こししたテキストをアップロードするか、別のサービスで先にテキスト化してから読み込ませる流れが現実的です。
まとめ:Claudeのファイル添付は無料版でもしっかり使える
Claudeのファイル添付のポイントを整理します。
- チャット添付は1ファイル500MB・1チャット最大20ファイル、画像は8000×8000ピクセルまで
- プロジェクトは1ファイル30MB・ファイル数は無制限(コンテキストに収まる範囲)
- サイズ・数の上限は無料版・Pro・Max全プラン共通。違いはメッセージ量・モデル・プロジェクト機能の可否
- 対応形式はPDF・画像のほか、EPUB・ODT・DOCX・CSVなど多数(動画・音声は非対応)
- 上限を超えるときは分割・解像度調整・テキスト化で対応
Claudeは、無料版でもファイル添付を本格的に使える数少ないAIサービスです。
「容量で困った」と感じたら、まずは分割・解像度調整・テキスト化の3つを試してみてください。
検証情報 本記事のファイル上限・対応形式は、Anthropic公式ヘルプセンターの「Claudeへのファイルアップロード」で確認した内容にもとづいています(チャット500MB・最大20ファイル、プロジェクト30MB、画像8000×8000ピクセル、EPUB・ODT対応)。ファイルの仕様・上限・対応形式は今後変更される場合があるため、最新情報はAnthropic公式サイトでご確認ください。 最終確認:2026年7月時点
もっとAIを活用したい方へ
ファイル添付の仕様が分かったら、Claudeをもっと使いこなしてみてください。
気になる記事から読んでみてください。
- Claude無料版でどこまでできるか知りたい方は → Claude無料版はどこまで使える?制限・できること・課金すべき人を解説
- ExcelデータをClaudeで分析したい方は → ClaudeでExcelを分析する方法|表データを整理・要約する使い方
- 同じ資料を繰り返し使いたい方は → Claudeのプロジェクト機能とは?初心者向けに使い方を解説
- ファイルが添付できずに困っている方は → Claudeにファイルを添付できない時の対処法|エラー原因と解決方法


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